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ヒーローショーの感想を掲載。
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忍風戦隊ハリケンジャーショー「緑の光弾 シュリケンジャー合流!」 素顔の戦士公演

観覧日:2002年11月2日・12:15(2回目)&13:30(3回目)の部
公演回数:4回(11:00、12:15、13:30、14:45)
場所:後楽園ゆうえんち・スカイシアター

<出演者>
椎名鷹介/ハリケンレッド 塩谷 瞬
野乃七海/ハリケンブルー 長澤奈央
尾藤吼太/ハリケンイエロー 山本康平
霞 一甲/カブトライジャー 白川裕二郎
霞 一鍬/クワガライジャー 姜 暢雄
ほか


スカイシアターで公演中の、ハリケンジャーショー・素顔の戦士出演公演を見るために、今日は家をかなり早めに出ました。
事前に遊園地へ問い合わせたところ、「遊園地の開園が9:30になりますので、その1時間前の8:30から、整理券の配布を行います。 なるべく早めに来て下さい」とのことでした。

後楽園ゆうえんちには、8:30より少し早めに着いたのですが、もうすでに整理券の配布を待つ長蛇の列が……。
うそ……
ものすごい人の多さに、言葉を失ってしまいました。
まるでディズニーランドにでもきたような感じでした。
整理券、取れるんだろうか…。
不安が頭の中をよぎります。

外の階段を上って、3回目以降の公演の最後尾の列へ並びました。
整理券待ちの列で、お子さんが後から来るというお母さまと知り合いになり、待っている間 話をして すっかりうちとけました。

8:30になって、11:00の回の整理券の配布が開始されました。
その間、私たちには、整理券の引換券が配られました。
引き換え番号は133番でした。
その引換券で、3枚まで引き換えられることがわかりました。
整理券の引き換えを待つ間、ショーのパンフを販売に来たお姉さんがいたので 購入しました。

それから待つこと1時間。
9:30過ぎ頃になって、ようやく整理券配布の番がまわってきました。
そのときに、2回目の12:15の回の整理券が、まだ余っているらしいことを聞きました。
もう多分こられないだろうし、せっかくだから2回見ようと思い、2回目と3回目の13:30の回の整理券をもらいました。

2回目の整理券のブロックはDブロック、3回目はAブロックでした。
3回目の整理券、けっこういいところが取れてうれしかったです。
整理券をもらったところで、お母さまが、「よかったら、3回目 一緒に見ませんか?」と言ってくださったので、お言葉にあまえることにしました。 
待ち合わせ時間を決めて、いったん別れました。

整理券の引き換えが無事すんだところで、ゆうえんちの入場券(現在は入園無料)と、ハリケンジャーショーの専用入場券を購入し、中へ入りました。

私自身、こういうヒーローショーを見るのは今回が初めてだったので、集合時間に遅れないようにしようと思い、スカイシアターまで行ってみました。

スカイシアターは、すごくわかりやすいところにありました。
園内に、「スカイフラワー」というアトラクションがあるんですが、そのアトラクションの先に入り口がありました。
これなら、迷う心配はない、と安心しました。

11:00を過ぎた時点で、整理券にかかれているDブロックへ移動して、入場を待ちました。

11:40頃、スカイシアターへ入場しました。
座席は自由席でしたが、真ん中のよい席のところはほとんど座られてしまっていて、私が座ったのは後ろから2列目くらいの端よりの席でした。

席から舞台が少し遠くて 双眼鏡を出そうかなあと思いましたが、あまりの混雑に荷物を動かすことが出来ず、出せる状況ではなかったので、双眼鏡を使わずにショーを見ました。

12:15になり、ショーが始まりました。

最初の場面は、フラビージョとその手下が現れて、攻撃をはじめるところからです。フラビージョの声がテレビ版と違うことに気づきました。

こういうショーものでは、本役のキャストさんを使わずに、吹き替えなんですね。
声に違和感を感じながらもショーを見つづけていきました。

そこへ、女戦士・ハートが現れ、フラビージョたちと戦います。

ハートが負けそうになったとき、「待ちやがれ!!」と、声が響いて、鷹介たちが登場します。

塩谷くん、長澤さん、山本くんは客席をとおっての登場でしたが、一甲役の白川さんと一鍬役の姜さんは、舞台セットの上手側の扉からの登場でした。

「この会場をおまえらの好き勝手にはさせない!! 忍風!」
「迅雷!」
「シノビチェンジ!!」
で、5人が中央奥の扉へいったん姿を消します。

次に扉が開いたときにはシノビチェンジ後で、スーツアクターさんといれかわっています。
ここで、5人全員名乗りをあげていくんですが、声が違っていました。
テレビシリーズのほうは、変身後も塩谷くんたちが声をあてているからです。

鷹介と一甲の声を担当されている方は、それなりにイメージ出ていましたけど、七海、吼太、一鍬の声は違和感がありました。

せめて、素顔の戦士出演のときだけでも構わないので、塩谷くんたちに変身後も声をあててほしいです。
せっかく、5人の皆さんが出演していらっしゃるんですから。

現在のショーでは、素顔公演のときのみ、名乗り台詞部分の声が役者さんご本人の声になっています。 デカレンジャーショー・素顔公演から、この形になりました。

アクターさんの高台から飛び降りたりする大アクションが、
迫力があり すごかったです。
5人とハートとの戦いに、苦戦を強いられたフラビージョはいったん退却します。

「助けてくれてありがとう」と、御礼を言う七海。
「君は誰なんだ?」と、たずねる鷹介。
「私は宇宙統一忍者流のハート。 シュリケンジャー様の弟子よ」
「宇宙統一忍者流? シュリケンジャーの流派だな」という一甲。
「私たち、仲間だね」と、うれしそうに言う七海。

ハートは「そろそろ戻らなきゃいけないから」と言って、いったんはけます。

ハートを仲間と信じる七海たちに、「何事も疑ってかかるのが忍者の鉄則だ」という一鍬。 
もちろん一甲も「そうだ。甘く見ているとひどい目にあうぞ」と言います。
このセリフ部分で、白川さんがセリフを噛んでしまっていました。

すると、七海は、「信じることが出来ないあなた達強情兄弟にわからせてあげるわ!」と言います。
強情兄弟の部分で、笑いそうになりましたが、笑いをこらえてみていました。

場面はかわって、敵のジャカンジャの場面。
フラビージョの失敗に、怒りモードのタウ・ザント。

タウ・ザントの声を担当されている方が、ものすごい迫力ある声で、鳥肌がたつくらいにこわかったです。
テレビ版以上だ、と思いました。

タウ・ザントは役に立たないフラビージョにかわり、自分の側近である超忍者のキラーとタイラーを出撃させます。

次の場面は、鷹介たちの会話の場面です。
ハートは七海に、どうして忍者になったのかと聞きます。
七海は自分の父親のことも含めて、忍者になった経緯をハートに説明します。
その会話中に、ジャカンジャが襲撃に。

ここで、鷹介、吼太、一甲、一鍬の生身のアクションが入ります。
皆さん、大変カッコよかったですが、中でも目を見張ったのが、白川さんの回し蹴りでした。
ピシッと決まっていて、とてもカッコいい場面でした。

その後、変身して戦います。
4人が戦っている間、七海はハートともに高台のほうへ逃げます。
ところが、ハートが七海に攻撃をしてきます。
「ハート!!」
「いったいどうしたの!?」
「私がシュリケンジャーの弟子だって? 笑わせるな!!」
なんとハートは、キラーが化けたニセモノでした。
キラーは七海を捕らえ、「攻撃をすれば、こいつの命はない!!」と言います。
攻撃することの出来ない4人は、キラーそしてタイラーの技に次々倒れ、一鍬、一甲、吼太、鷹介の順に、奈落へ落ちていきます。

次は、攻撃によるダメージに変身が解け、ふらつきながら倒れる4人の場面です。鷹介と一甲は舞台上の上手側に倒れ、吼太と一鍬は下手がわに倒れます。
さらに、キラーと中忍が容赦なく攻撃をし、苦しみながら倒れる4人。
そんな4人の姿を見て、七海は「みんな、ごめんね。 私が簡単にハートを信じたばかりに。本当にごめんね!」と、あやまります。

この直後、本物のハートが現れて、5人を救います。
そして、シュリケンジャーがファイヤーモードで登場。
シュリケンジャーの声も、吹き替えの方があてていらっしゃったので、違和感がありました。

シュリケンジャーに助けられた5人は、反撃に出ます。
最後は5人で再びシノビチェンジ。
力を合わせて、キラーとタイラーを一掃します。

ここで、気になったのがとどめの一撃となる必殺技でした。
ハリケンジャーの3人が武器を合体させた、トリプルガジェットだったにも関わらず、技の掛け声は、「ビクトリー!!」だったんです。

5人の武器を合体させた「ビクトリーガジェット」なら、「ビクトリー!!」と叫ぶのは納得できますが、トリプルガジェットなのになぜだろうと思いました。
しかも、一甲と一鍬は後ろで援護射撃をしただけでしたし。
ちょっと疑問に思った、戦闘場面でした。

キラーとタイラーを一掃した後で、七海は落ち込んでしまい、「ハートを信じた私が悪いの。 私、ハリケンジャーやめる!!」と、言います。

「七海、そうじゃないんだ。 こんなことになって、心も体も傷ついてしまった。それでも忘れないでほしいんだ。 人を信じようとした優しい気持ちを」と、肩を抱いて、優しく彼女を励ます一甲。

シュリケンジャーや、鷹介たちにも励まされ、いつもの元気を取り戻す七海。

「今日の失敗は、戦いの中で絶対取り戻すから」と言って、ショーは終了となりました。

ショーが終わった後で、司会のお姉さんと5人の皆さんのトークがありました。

トークの内容は、ビデオとDVDが販売されるということで、皆さんの思い出に残っている場面はなんですか、というものでした。

一甲(白川さん):「自分がシュリケンジャーになったこと」
先週放送された、「リングと復讐」の、あの場面ですよね。
会場の反応が全くなしでしたが、私は笑いがこみ上げてくるのを、必死にこらえていました。

一鍬(姜さん):「素でハリケンジャー達と戦う場面が印象に残っています」
これがちょっと、どの話をさしているのか私にはわかりませんでした。 
これからオンエアされるんでしょうか? 
もしそうだとしたら、楽しみに待ちたいと思います。

吼太(山本くん):「あやめおばあちゃんとのエピソード」
七海(長澤さん):「巻之三十の、フラビージョとのお話です」
山本くんと長澤さんが話してくれたエピソードは、私も一番印象に残っています。
で、最後の鷹介役・塩谷くんなんですが、トーク内容の主旨を取り違えてしまったようで、ビデオとDVDが出たら買ってくださいというようなことを言っていました。

こうして、12:15の回は終了しました。
私は、このあとすぐに、13:30の回の整理券のブロック・Aブロックへの移動を開始しました。
3回目のショーも、楽しみです。

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忍風戦隊ハリケンジャーショー"素顔のヒーロー登場"

観覧日:2003年5月3日・14:00
公演回数:2回(11:00、14:00)
場所:さがみ湖ピクニックランド・かえで広場屋外ステージ
<素顔の戦士・出演者>
尾藤吼太/ハリケンイエロー 山本康平
霞 一甲/カブトライジャー 白川裕二郎

3月にスカイシアターでハリケンジャーショー・素顔公演を見たときに知り合った、お母さまから5月にさがみ湖ピクニックランドでハリケンジャーショーがあることを聞きました。

「素顔のヒーロー登場」というタイトルで、5人のうちの誰かがくるということでしたが、泊りがけで行かないと場所が取れないかもしれないといわれました。

泊りがけで行くのは親が絶対許してくれないので、最初は見に行くことをあきらめていました。
しかし、日にちが近づくにつれて、見に行きたい気持ちが高まってきてしまいました。

ピクニックランドのほうへ問い合わせてみたところ、「当日来ていただいても大丈夫ですよ」とのお答えだったので、行くことに決めました。
おそらくこれが、最後のショーになると思ったので。

お母さまにそのことを電話で伝えたところ、「私は泊まりでいくから、場所を取っておいてあげるよ」と言ってくださったので、5月3日に合流することを決めました。

後日、素顔の出演者についてもピクニックランドのほうへ聞いてみました。
「5人全員ではありません。 ハリケンイエロー役の方とカブトライジャー役の方が出演されます」とのこと。
ということは素顔で出るのは、山本くんと白川さんのお2人。 吼太と一甲を見れる最後のチャンスだと思いました。

ただ、気がかりだったのが白川さんのお体のことでした。
白川さんはファイナルツアーの後から、連日 ハードスケジュールでイベント等に出ていらっしゃったので、体調が心配でした。

でも、このピクニックランドでのショーが終わった後はいくらかゆっくりできるのではないかと思っていましたが、なんと5日にも西武園ゆうえんちでのハリケンジャーショーに出演するという情報が出ていてビックリしました。

3日連続でのご出演…… お体大丈夫かなあと不安になりました。
先月もハードだったけど、今月もすごいスケジュール……。

「天罰屋くれない 闇の始末帖」の撮影や、ミュージカルのお稽古だってあるだろうに……
ミュージカルのほう、いったいいつお稽古してるんだろうと思いました。

5月3日当日。
9時前に家を出たのですが、休日ということで電車の間隔がかなりあって 相模湖駅に着いたのが11時前。
そこからバスでピクニックランドまで行ったので、着いたのは11時30分前くらいでした。

1回目のショーは、完全に終わってるだろうなと思いつつもショーがやっているステージへ向かって歩いて行きました。
ステージまでの距離がものすごく長かったです。

歩いている途中、なにやら声が聞こえてきて、まだショーやってるの?と思いながら走っていってみると ゴウライジャーのスーツアクターさんがジャカンジャと戦っているところでした。
途中からでしたが、見れてうれしかったです。

最後は、司会のお姉さんと山本くん、白川さんのトークショーでした。
白川さん、風邪ひいていたようで トークの際に咳き込んでいらっしゃいました。
具合悪そうで、ステージ後方に立ったままでした。
山本くんは ステージの前のほうへ出てきてくれたりしていました。こうして、1回目のショーは終了しました。

このあと、お母さまと連絡をとって、無事に合流できました。
場所も、ステージの目の前で とても見やすい場所でした。
「もう少し早めにくれば、1回目見れたのに」と言われましたが、電車の接続がすごく悪かったので、仕方なかったです。
お昼を済ませて、2回目のショーの時間まで待っていました。



14:00になり、2回目のショーが始まりました。
マゲラッパとクリソッツ坊が会場を襲撃しようとしたとき、ハリケンレッドとブルーが現れます。
2人はクリソッツ坊と戦いますが、手ごわくてかなう相手ではありませんでした。
そこへ、「待ちやがれ!! ジャカンジャ!!」と、叫んで吼太と一甲が現れます。
このセリフは、スカイシアターショーでは鷹介のセリフだったんです。
白川さんと山本くんの声で、このセリフを聞くのは初めてでした。
「とうとう我らだけになってしまったな。吼太」
「ああ。だががんばろうぜ! 兄者」
山本くん ハッとして 「セリフ間違えた」といっていました。

1回目のトークの際に、白川さんのことをずっと「兄者」と言っていたので、それが出てしまったのかもしれません。
おそらく、本来のセリフは「ああ。だががんばろうぜ! 一甲」だったのではないかと推測しています。

吼太と一甲がマゲラッパたちを一掃します。
白川さんが一度はけて、山本くんが残ります。
「忍風! シノビチェンジ!! はあっ!!」
レッド、ブルー、イエローの3人がそろいます。
名乗りの声は塩谷くんたちご本人の声でした。
戦闘時の声は吹き替えの方が担当されていたんですが、違和感がありました。

次はジャカンジャの場面。
ショーのオリジナルキャラ(名前不明)とクリソッツ坊たちが、このあとどうするか作戦を立てていました。
このオリジナルのキャラを演じている方が、笑いを取ったりして、ショーを見ている私たちを和ませてくれました。

続いての場面は、オリジナルキャラとマゲラッパがハリケン3人を襲う場面です。
このピンチに駆けつけたのが、白川さん演じる一甲。

ここで アクションが入るだろうと思ったのですが、一切やっていなくて 「迅雷! シノビチェンジ!! はあっ!!」といって カブトライジャーのスーツアクターさんと入れ替わっていました。
相当、体調のほうが悪かったんだなあと思いました。

カブトライジャーのスーツアクターさんとクワガライジャーのスーツアクターさんが登場し、ジャカンジャと戦います。
この戦闘場面のバックに流れたのが、遠藤正明さんの歌「ゴウライジャー~今、ふりかえるとき~」でした。
ショーの中で、この歌が使用されたのは初めてです。

クワガの声は吹き替えの方が担当されていて違和感がありましたが、カブトの声は 白川さんが声をあてていらっしゃったような気が…。声を聞いていて、白川さんのような感じがしました。

最後の戦闘は、「超忍法・5人影の舞」で 勝利して 大円団となりました。

このあとは、トークショーでした。
司会のお姉さんと、山本くん、白川さんが登場。
白川さんは、ジャケットの前を少しあけていました。 相当 暑かったんでしょう。
そして、「やっぱり、このゴウライジャーの衣装は暑いです」と言っていました。
暑い中、本当にご苦労様です。

1回目と同じで、トークのときには咳き込んでいました。
ここのところ、ずっとハードスケジュールだったので、体のほうがついていけなくなってしまったんでしょうね。

このトークショーでは会場のお客さんからの、質問を受け付けるコーナーもありました。
最初は小さいお子さんの質問で、「どうして一甲は、カッコいいんですか」という質問でした。
これに対して、白川さんが「カブトムシ、飲んだから」と答えられて 会場が大爆笑となりました。

続いての質問は、「パンフ等にご自分の写真が載るのはどうですか」というような質問だったと思います。
山本くんと白川さんは、「恥ずかしいよ」「俺、すごいいやだよ」と言っていました。
「映画のポスターなんてさ、ゴウライジャー すごく小さかったし」と、話された白川さん。
「それは、影の戦士だからだよ」と、山本くんに言われていました。

最後の質問は、女性の方で「この前のイベントのときに、西岡さんがきていらっしゃいましたが、仲がいいんですか?」というものでした。

「西岡竜一郎くんは、ゴーゴーファイブでゴーレッドを演じていた方です。 家も近くて、大の仲良しです。 天罰屋の3話に、彼も出ますので ぜひ見てください」と、白川さんがコメントされました。

あさって放送の「天罰屋くれない 闇の始末帖」が楽しみです。
このときに、壱松の名台詞 「あんたはあと3つの命だ」をステージ上で言ってくれました。
壱松のセリフをこの場で、生で聞くことができて うれしかったです。

今日の白川さんはいつもの元気そうな感じではなく、本当に具合悪そうでした。
先月の東武動物公園のショーの時の白川さんが、一番自然な感じがしました。
明日とあさってのショーが乗り切れるのか 心配です…
これが終わったら、ゆっくり休んでほしいなあと思います。
体調が悪い中、いつもどおりの一甲を演じてくださって、本当にありがとうございました。



帰りのバスと電車も本数が少なくて、結構待ちました。
もう少し、交通の便がよかったらいいのになあと思いました。
家へ着いたのは、夜の6時前でした。
ものすごく疲れたけれど、行ってよかったです。



5日の西武園ゆうえんちのショーにも行きたかったのですが、小遣いの都合上、見に行くのを断念しました。

後日、他サイトでショーのレポを読んだのですが、迫力があり、とてもすばらしいショーだったそうです。

ところが、ショーの最中に白川さんが右足を怪我されたとのこと。
体調が悪そうでしたので、無理もないかも…と思いました。

足を怪我されながらも、最後まで(2公演ぶん すべて出演されたそうです)演じとおした白川さん、責任感が強くて、プロの役者さんだなあと思いました。
GW3日間、本当にご苦労様でした。
忍風戦隊ハリケンジャーショー「巻之番外編 流れ忍者と散り桜」

観覧日:2003年4月19日・11:30(1回目)&14:00(2回目・最終公演)の部
場所:東武動物公園・ハッピーオンステージ
公演回数:2回(11:30、14:00)
<出演キャラクター>
ハリケンレッド
ハリケンブルー
ハリケンイエロー
カブトライジャー
クワガライジャー
シュリケンジャー

暗黒丸

<素顔の戦士・特別出演>
霞 一甲/カブトライジャー 白川裕二郎


3月半ば頃、あるファンサイトで、東武動物公園でハリケンジャーショーがあること、4月19日だけ一甲役の白川さんが出演するという情報を入手しました。
5月のGWに、相模湖ピクニックランドで行われるショーのほうが見に行けるかわからない状態だったので、東武動物公園のショーへ行くことを決めて、行ってきました。

朝の9時前に家を出て、東武動物公園へ向かいました。
10時過ぎに北千住駅へ到着し、東武伊勢崎線の準急へ乗り換えました。
東武動物公園の駅についたのが10時30分を回ったころだったと思います。

昼食を購入後、運良く駅にとまっていた東武動物公園行きのバスに乗って 東武動物公園まで行きました。

この時点で、11時でした。 入場券を購入し、ショーが行われるハッピーオンステージへ向かいました。
1回目の11:30のショーは、座席が全部埋まっていました。

かなり後ろのほうで、立ったままショーが始まるのを待っていました。

そうしたら、「立ち見の人はさらに後ろになります。この位置にいる人は座って見てください」と、スタッフさんに注意されました。
ここでも十分後ろなのに、これ以上後ろだと見えなくなってしまうので、仕方なく しゃがんで見ました。

ショーが明日で最後ということと、今日だけ白川さんがご出演ということもあって、ものすごい人でした。
双眼鏡を出して、お客さんの頭の間から ステージを見ていました。

最初は、マゲラッパと中忍2人(ショーのオリジナルキャラ)が出てきて、笑いを取ったりして、客席を和ませてくれました。
このあと、誰かがステージ上に登場されました。

このときに、客席から歓声があがったんです。 
誰が出てきたの?と思い、双眼鏡をステージへ向けたら 白川さんが登場したところでした。

「一鍬、聞こえるか?」とチェンジャーで通信をする一甲。
「兄者」と、声のみで答える一鍬。
この声、姜さんの声なんでしょうか…?

「また、ジャカンジャが動き出しているようだ。 大変なことになったな」
「兄者、俺もそっちへ行く」という一鍬。
この一鍬の声が姜さんの声なのか、吹き替えの方が声をあてていらっしゃるのか、ちょっと判別できません。
声が低めなので、姜さんのような気もするのですが…

「いや、俺一人で大丈夫だ」
「しかし、兄者!」
「おまえはそのまま任務を続けろ」といって、一甲は通信を切って、はけます。

次はジャカンジャの場面。
2人の中忍とマゲラッパが作戦を立てて、会場を襲撃します。

そこへ、「ジャカンジャ、俺たちを忘れてもらっちゃ困るぜ!!」と鷹介の声が響きます。
この声は吹き替えの方があてていましたが、鷹介のイメージがよく出ていました。

ステージ中央あたりから ハリケンレッド、ブルー、イエローの3人が傘をまわしながら登場。
そして、名乗り。
「風がなき、空が怒る 空忍・ハリケンレッド!」
「水が舞い、波が踊る 水忍・ハリケンブルー!」
「大地が震え、花がうたう 陸忍・ハリケンイエロー!」
「人も知らず」
「世も知らず」
「影となりて悪を討つ!」
「忍風戦隊」
「ハリケンジャ―!!」
「あ、参上!」
この名乗りの声は塩谷くんたちご本人の声を使用していました。

この後の戦闘場面の声は、吹き替えの方が声を担当されていましたが、演じている役者さんのイメージを壊さずに それぞれのキャラを演じていました。
そのおかげで、違和感なくショーを見れました。
鷹介たちは、中忍とマゲラッパを一時撤退させます。

次の場面は、鷹介たちにやられて帰ってきた、中忍の2人が 流れ忍者・暗黒丸と出会う場面です。
この暗黒丸がこのショーのラスボスで、自分が気に入らないもの(嫌いなもの)はすべて切るという流れ忍者でした。
暗黒丸と中忍2人は、ともに戦う決意をします。


続いての場面は、暗黒丸と手を組んだ中忍2人が鷹介たちを襲う場面です。
暗黒丸と中忍のあまりの強さに、手も足も出ない鷹介たち。

そこへ、「待て!!」と叫んで 一甲が登場します。
この場面で、白川さんがアクションをしていたものと思われますが、私の位置からは、全然見えませんでした。
次の2回目のショーで、きちんと見れたらいいなあと思います。

途中から、クワガライジャーも参戦します。
「一鍬!」と声をかけ、ステージ上の高台に立つ一甲。
「迅雷! シノビチェンジ!! はあっ!!」
カブトライジャーのスーツアクターさんと入れ替わります。

2人がそろったところで、名乗りの声がスピーカーから流れました。
「深紅の稲妻、角忍・カブトライジャー!」
「蒼天の霹靂、牙忍・クワガライジャー!」
「影に向かいて影を斬り」
「光に向かいて光を斬る」
「電光石火ゴウライジャー、見参!!」
ゴウライジャーの名乗りも、白川さんと姜さんの声(あらかじめ、テープか何かで録音した声を使用)でした。

そして、シュリケンジャーも合流し、6人で戦いに挑みます。

シュリケンジャーが登場したときに、鷹介か誰かが「シュリケンジャー、生きていたのか?」と言っていました。
もっともだと、私も思いました。 テレビ本編と、先月のスカイシアターショーで犠牲になっていましたからね。

6人それぞれの技で、敵を倒して大円団だったようです。

このあと、握手会があることを司会のお姉さんが話していました。 そして、握手会に参加するには整理券が必要だったことが判明しました。

先週の日曜に東武動物公園へ問い合わせたとき、「整理券の配布等は一切予定していません」とおっしゃっていましたが、握手会だけ整理券が必要だったんじゃないですか。

せめて、「ショー終了後に握手会がありますが、握手会に参加するには整理券が必要です」と教えてくださればよかったのに…
整理券を持っていなかったので、1回目の握手会には参加しませんでした。

昼食を食べるため、椅子のある場所を探しに ハッピーオンステージから出ました。

坂をおりきったところで、2回目の握手会の整理券を配布しているお兄さんがいたので、券をもらいました。
そして、近くにあった椅子に座って 昼食を済ませました。




<2回目・14:00の感想>

昼食を済ませてから、ハッピーオンステージへ戻ると、人もまばらでした。
そのおかげで、前よりの席を取ることができました。

このステージは規模的には、スカイシアターと同じ位の規模でした。
また、テントが張られているので、雨が降ってもショーがやれるというところが利点ですね。

ショー開始が近づくにつれ、ぞくぞくと人が集まってきました。ショーが始まる前に、握手会についての場内アナウンスが流れました。
「ショー終了後の握手会についてお知らせします。 白川裕二郎さんとの握手は、整理券をお持ちの方のみとさせていただきます。 整理券をお持ちでない方はハリケンジャーたち(スーツアクターさんのみ)との握手になりますので、ご了承ください」

ということは…、整理券を持ってない人はあきらめてくださいってことですよね?
全員と握手をしていると、きりがないから 制限したのかもしれません。

1回目の握手会がどんな状況だったかはわかりませんが、せっかく白川さんを見に、遠くからきた人たちだって大勢いるはずです。
そんな方たちのためにも、きた人全員との握手にしたほうがよかったのではないかと思いました。
それに、白川さんのご出演は、今日1日だけですし。

私は整理券を持っているので、白川さんとも握手できますが、券を取れなかった方が気の毒だなあと思いました。

ショーの開始時刻となり、ショーが始まりました。
1回目と同様、マゲラッパと中忍が客席を和ませてくれた後、一甲が下手から登場します。

「一鍬、聞こえるか?」とチェンジャーで一鍬に呼びかけますが、ここでハプニング発生。

マイクの調子が悪かったようで、一鍬の声がとぎれとぎれにしか聞こえてきませんでした。
「一鍬、聞こえる?」と、白川さんが素になっていました。

このハプニングのおかげで、このあとのセリフが思い出せなくなってしまったようです。
「あれ? セリフ忘れた」といって、そのまま退場されました。

次の、ジャカンジャが会場を襲撃する場面では、スーツアクターさんが登場する前に、「忍風! シノビチェンジ!! はあっ!!」という塩谷くんたちの変身時の声が流れました。
1回目のときはなかったような気がします。

このあと、スーツアクターさんが登場し、塩谷くんたちの名乗りの声に合わせてポーズを決め、戦闘開始となりました。

この戦闘場面で、「超忍法・影の舞」がはじめて出てきました。今まで見てきたショーではやっていないので、見れてうれしかったです。
ステージ中央にあった障子は、このためのものだったんだ、と納得しました。

次は、中忍2人と暗黒丸がともに戦うために手を組む場面です。暗黒丸の声を当てている方が、いかにも悪という感じで とても上手でした。

暗黒丸と手を組んだ中忍2人と、マゲラッパが鷹介たちを襲います。
鷹介たちは、必死に応戦しますが あまりの強さに手も足も出ません。
3人は次々とステージ上に倒れていきます。

そこへ、「待て!!」と叫んで一甲が現れます。
「一甲!」という鷹介。
倒れている鷹介を支え起こした後、ジャカンジャと戦う一甲。

ここでの白川さんのアクションがものすごくカッコよかったです。
蹴りのアクションも、カッコよく決まっていました。

スカイシアターショーのときにやっていた回し蹴りは、今回のショーではやっていませんでした。
一番激しいアクションをしていたのは、スカイシアターショーのときだったんだなあと思いました。

そして、クワガライジャーも参戦します。
「一鍬!」と声をかける一甲。
その声を聞いて、「兄者」と返す一鍬。
このときの一鍬の「兄者」という声は 一甲の無事を知ってホッとした気持ちがこめられている声でした。

そして、高台へ移動する白川さん。
「迅雷! シノビチェンジ!! はあっ!!」
カブトライジャーのスーツアクターさんとチェンジします。

白川さんと姜さんの名乗りの声にあわせて、カブトとクワガのアクターさんがポーズを決めます。
そして、シュリケンジャーも合流。
「シュリケンジャー、生きていたのか?」という吼太。
「そんな言い方はないだろう?」というシュリケンジャー。

6人で力を合わせて、ジャカンジャに挑みます。
一甲の雷撃斬と一鍬の雷牙一撃で、中忍のうちの一人を倒します。
戦闘時の一甲と一鍬の声は、吹き替えの方が声を担当されていました。
この声も、違和感を感じることはありませんでした。

シュリケンジャーの分身魔球で もう一人の中忍も倒されます。

最後は鷹介たちと、暗黒丸との戦いです。
鷹介の疾風斬、七海の激流斬、吼太の大地斬りで、暗黒丸を倒し、勝利して 大円団となりました。


このあとは、握手会でした。
司会のお姉さんの「これから握手会です」という声の後、レッド、ブルー、イエローのスーツアクターさんが登場して、塩谷くんたちの名乗りの声にあわせて、ポーズを決めていました。

続いて ゴウライジャー。 白川さんとクワガライジャーのスーツアクターさんが登場。

白川さんは、流れてくる自分の声にあわせてポーズを決め、クワガのアクターさんは、姜さんの声にあわせてポーズを決めていました。

「電光石火ゴウライジャー見参!!」の声の前に、白川さんとクワガのアクターさんが2人同時にバク転をやってくれました!!
息もピッタリ合っていて、本当にすばらしかったです。

シュリケンジャーのアクターさんが登場し、全員がステージ上にそろいました。
白川さんが「皆さん、今日はありがとうございました。 このあと、握手しましょう」と言って、握手会がスタートとなりました。

整理券に記された絵柄の順に、握手会の列が動いていきました。
しばらく待った後、握手の番が回ってきて 列へ並びました。

握手の順番は、レッド、ブルー、イエロー、クワガライジャー、シュリケンジャー そして、一番最後が白川さんでした。

白川さんは右手だけ手袋をはずされていて、素手で ぎゅっと力強く握ってくれました。
3月のスカイシアターの握手のときよりも、ものすごく力強くて ちょっとビックリしました。
白川さんと握手ができて とてもうれしかったです。


家へ帰ってから、どっと疲れが押し寄せてきましたが、2時間かけて行った甲斐がありました。

最初は遠いから行くのをやめようかなあと思っていましたが、行ってよかったです。
ショーを見れて、握手もできて、私にとって 最高の思い出になりました。

5月のピクニックランドのショーも、行けたら行きたいです……。
スカイシアターでショーを見たときに購入した、パンフレットの感想です。
1と2と2冊あり、2冊とも買いました。

1はハリケンレッド、ブルー、イエローのスーツアクターさんの写真が掲載されているページと、前作のガオレンジャーショー・素顔公演の写真のページがありました。

反対に2のほうは、素顔の戦士の出演期間でもあったため、塩谷くんたちの写真が多く掲載されていました。
また、1のほうに未掲載だった、霞兄弟とシュリケンジャーのプロフィールが掲載されていました。

1の、鷹介たちのプロフィールが、スーツアクターさんのみの写真掲載だったのに対して、2の霞兄弟のプロフィールのほうは、白川さんと姜さんの写真入りで、掲載されていました。
このページに掲載されている、白川さんの笑顔が印象的です。

そして、子供向けの本や雑誌等に一切載っていなかった鷹介たちの年齢(学年は掲載されていましたが、年齢は未掲載でした)がこのパンフに掲載されていたので、ここで初めて 5人の設定年齢を知ることができました。

5人の学年は、鷹介、七海、吼太の3人が忍風館の507期生、一甲が迅雷義塾・角忍科の503期生で、一鍬が牙忍科の505期生と、学年で見ると 霞兄弟が鷹介たちより学年が上です。
でも設定されている年齢を見ると、鷹介が19歳、七海が18歳、吼太が20歳、一甲が24歳、一鍬が21歳と、5人の中では一甲が一番年上なんですね。
役を演じていらっしゃった5人のキャストの皆さんの実年齢が、役柄の設定年齢と近かったことにもビックリしました。
それに、役者さんの中でも、白川さんが一番年上ですし。
皆さんそれぞれ、年相応の役を演じていたんだなあと思いました

パンフで気に入っているのは、2の素顔の戦士の写真が入っているものがお気に入りです。
鷹介たちの年齢もわかって、買ってよかったと思いました。
忍風戦隊ハリケンジャー「素顔の戦士 後楽園ゆうえんち最後の戦い!!」台詞集

ハリケンジャーショー・素顔公演のセリフ(通常版と千秋楽版)をまとめてみました。

ビデオカメラで撮影してきたわけでもなく、私の頭の中の記憶のみですので、違うところがあるかと思いますが、ご容赦ください。

 

<通常公演>

フラビージョ 「タイラー、ジャカンジャを裏切る気?」

タイラー 「ふん! おまえ達にはもう、利用価値がなくなった」

タイラーの攻撃を受け、奈落へ落ちるフラビージョ。

フラビージョ 「タウ・ザントさまー!!」

タウ・ザント 「貴様ら、よくも!!」

タウ・ザント、攻撃するが 逆にキラーに倒される。

キラー 「タウ・ザントを倒した! 倒したぞ!! 貴様の魂、配下の魂 存分に使ってやる」

キラーがタウ・ザントの魂を吸い込む

タイラー 「キラー、ついにおまえが総大将だな」

フラビージョ 「ちょっと、なんであたしは狐じゃなくて狸なのよ?」

タイラー 「蜂より全然かわいいと思うぜ」

フラビージョ 「もう! やめてポン!!」

キラー 「今より、この地球は我がキラー忍群が制圧した!! おまえらは我らの忠実な僕になるのだ。 かかれ!!」

マゲラッパが会場を攻撃する。

会場の子供達の「ハリケンジャー!!」のかけ声の後。

鷹介(声) 「待ちやがれ! ジャカンジャ!!」

5人が通路から入ってくる。

一甲 「気をつけろ。マゲラッパがキラーの霊力を備えている!」

七海「 フラビージョは狸?」

フラビージョ 「それを言うなポン! 笑うなポン!!」

吼太 「ポン、ポンって やっぱり狸だよなあ」

鷹介 「みんな行くぞ!!」

4人 「おう!!」

素顔5人のアクション。

このアクション後、敵に攻撃されて出てくる七海、吼太、一甲、一鍬。

鷹介が中央扉から登場し、技を放つが かわされる。

七海 「鷹介、シノビチェンジよ」

鷹介 「よし、行くぞ! 忍風!」

一甲、一鍬 「迅雷!」

5人 「シノビチェンジ!! はあっ!!」

レッド 「風がなき、空が怒る。空忍・ハリケンレッド!!」

ブルー 「水が舞い、波が踊る。水忍・ハリケンブルー!!」

イエロー 「大地が震え、花がうたう。陸忍・ハリケンイエロー!!」

レッド 「人も知らず」

ブルー 「世も知らず」

イエロー 「影となりて悪を討つ!!」

レッド 「忍風戦隊」

3人 「ハリケンジャー!!」

レッド 「あ 参上!!」

カブト 「深紅の稲妻 角忍・カブトライジャー!!」

クワガ 「蒼天の霹靂 牙忍・クワガライジャー!!」

カブト 「影に向かいて影を斬り」

クワガ 「光に向かいて光を斬る」

2人 「電光石火ゴウライジャー 見参!!」

レッド 「決戦だ!!」

ジャカンジャたちと戦う5人。

しばらくして、キラー登場。

キラー 「待て!! おまえたちの相手は、こいつだ!!」

中央の扉から面をつけた男が登場。

その男の攻撃の前に手も足も出ない 5人。

シュリケンジャーも応戦する。

レッド 「今までのジャカンジャよりも強い!!」

ブルー 「あたしたちの攻撃が全然きかない!!」

カブトとクワガ、男を追って 階段を上り 一番上の中央へ。

クワガが男をおさえつける。

カブト 「一鍬!!」

カブトも加勢するが 振り払われる。

そのさなか、男が構えを取る。

カブト 「このポーズは…!」

クワガ 「まさか!!」

カブトとクワガ、男の面をはずす。

顔を見て、愕然とする2人。

クワガ 「おまえは!!」

カブト 「烈火!!」

クワガ 「そんな…!!」

キラー 「キラータイフーン!!」

2人 「うわあーっ!!」

レッド 「一甲!!」

ブルー 「一鍬!!」

レッド 「よくも!!」

しかし、3人もキラーの攻撃に 次々と奈落へ。

烈火が歩み出る。

キラー 「待て烈火。あいつらは二度とハリケンジャーにはなれん。じわじわと追いつめて楽しんでくれる」


変身が解け、支えあいながら登場する5人。

七海 「吼太、あたし 初めてこわい!!」

鷹介 「弱音を吐いてどうするんだよ。キラーを追うぞ。 忍風、シノビチェンジ!! はっ! …うわっ!!」

七海 「シノビチェンジできない…」

一鍬 「うわあ――っ!!」

吼太 「一鍬? どうしたんだよ?」

一鍬 「烈火が…烈火が生きていた…」

吼太 「烈火って、迅雷流なのか?」

一甲 「そうだ。烈火は迅雷流の忍者だ。悪いが鷹介、ここからは我ら 別行動をとらせてもらう」

鷹介 「待てよ! 今俺達がばらばらになったら、敵の思う壺だ!!」

館長 「そうじゃ!!」

鷹介たち 「館長!!」

館長 「疾風流と迅雷流が流派を超えて心を合わせたとき、ものすごい力になる。だからふたつある」

一鍬 「あんちゃんも昔、そういってた」

七海 「あんちゃんて?」

一鍬 「烈火は、あの冷酷な一鬼の部下で、俺達のあんちゃんみたいな存在だった。 あんちゃんは、みんな 流派のない、垣根のない世の中にならなければって、忍者の流派をひとつにする夢を持っていた。 俺はそんなあんちゃんが好きだった…」

一甲 「一鍬…」

一鍬 「こんなこと、親父に聞かれて命を奪われても文句は言えない。それでもあんちゃんは時々 俺達に 話して…」

一甲 「(一鍬が話しているのをさえぎって)一鍬、しゃべりすぎだ! これは俺達の問題だ。おまえたちには関係ない。 行くぞ!!」

一甲は一鍬とともに立ち去る。

鷹介 「だから、俺達がバラバラになっちゃいけないんだって!!」

吼太 「どうしたら、キラーの魔の手から みんなを救うことができるんだ?」

館長 「渇!! おまえ達、取り乱すでない!! シュリケンジャー わしに考えがある。ついてまいれ」

シュリケンジャ― 「OK。ミスター無限斎」

鷹介 「俺達は一甲と一鍬を探しに行こう」



上手扉から、烈火 登場。

鷹介 「烈火!」

七海 「烈火さん!!」

鷹介たちは烈火と戦うが、全く歯が立たない。

階段上の上手扉から イカヅチ丸を持った、一甲と一鍬が登場。

一甲 「烈火、しっかりしろ! 目を覚ませ!!」

一鍬 「烈火あんちゃん、俺達を忘れたのか? 一甲と一鍬だよ」

一鍬に斬りかかろうとする烈火。

一甲が一鍬をかばってつきとばし、前へ出る。

一甲と烈火との立ち回り。

一鍬 「やめろ! 兄者!! もうやめてくれ!! 俺はどっちのあんちゃんも好きなんだ。だからやめてくれ!!」

烈火に吹き飛ばされる一鍬。

一甲が烈火に斬りかかって、一鍬のそばへ。

一甲 「一鍬、俺だって あんちゃんを思う気持ちはおまえと同じだ。だがあの目を見ろ。完全に誰かに操られている。もう、あんちゃんじゃない!!」

一鍬 「兄者!!」

一甲が一鍬を殴る。

一甲 「あんちゃんを救うため、この俺がこの手であんちゃんを斬る!!」

一甲と烈火との激しい剣殺陣。

その最中に、烈火の剣によって 傷を負う一甲。

一鍬 「兄者…!」

一鍬がそばへ駆け寄る。

一鍬 「俺も忍び。目の前に立ちはだかる敵を斬るのみ!!」

一甲たちが戦おうとしたとき、制止に入る鷹介、七海、吼太。

鷹介が一甲を、七海が一鍬を、吼太が烈火をおさえる。

鷹介 「やめろ! 一甲、一鍬、おまえ達は今、烈火とともに死のうとしている。そんなことをして烈火が喜ぶと思うのか!? 俺はお前たちが愛し、尊敬した烈火にはとてもかなわない。 だが、俺はお前たちが好きになってしまった! 俺はお前たちが好きなんだ!! だから死なせるわけにはいかない!! 烈火も同じことを言ったはずだ!」

一甲と一鍬は鷹介たちの制止を振り払い、烈火と相討ちする。

一甲 「来るな!! 鷹介、おまえ達は死ぬな。この星を頼む!!」

一甲、一鍬は烈火とともに 階段上の中央付近まで移動し、戦う。

そのさなか、一甲が肩を斬りつけられ、ひざをつく。

一鍬 「烈火!!」

イカヅチ丸で、烈火の背中を突く一鍬。

烈火 「……一甲… 一鍬… どうしておまえたちがここに…?」

一甲、一鍬 「あんちゃん…」

自分の剣で一甲を傷つけてしまったことを知り、一甲の背にそっと手を置く烈火。

烈火 「俺は…… うわあ――っ!!」

キラー 「正気に戻ったようだな? 烈火」

烈火 「俺は、ジャカンジャ タウ・ザントに捕まり、牢に幽閉されて キラーに魂をとられた」

キラー 「ふるさとを失った烈火は、憎しみや悲しみに支配された孤独なやつだった。 だから俺はおまえの魂を吸い取ったんだ。 正気に戻ったとはいえ、俺の魂縛りから逃れることは出来ん!! 超・邪忍法 魂縛り!!」

烈火 「うわあ―っ!!」

キラーの攻撃に苦しみながらも、烈火は自分の胸に剣を刺す。

キラー 「なに!?」

倒れる烈火。

駆け寄って烈火を抱き起こす一甲と一鍬。鷹介たちも駆けつける。

鷹介 「烈火!」

烈火 「あなたがたが、疾風流の…」

鷹介 「ああ」

烈火 「そうですか。一甲、一鍬、嘆きと怒りの力など、所詮 この程度だ。愛こそがすべてを生み出すのだ。」

一甲 「わかった! わかったから、もうしゃべるな!!」

烈火 「親父の…一鬼のことを許せ、二人とも。親がなければ、おまえ達もいない。 親を思う気持ちがなければ、愛も生まれない… 俺は負け犬だ… 俺は負けたんだ…」

一甲 「誰が負けたなんて思うんだ? 俺達がどれほどあんちゃんの生きかたに感動したか…!! あんちゃん、今度は3人で…いや、みんなで!!」

烈火 「流派超越。究極の力を生むのは愛だ。 愛を貫く心だ。愛のために戦え、愛するもののために戦うんだ! いけ!!(一甲、一鍬を自分から遠ざけるように突き放す) 俺はお前たちの心のなかに永遠に生き続ける…」

そういい残して、烈火は奈落へ。

鷹介 「烈火!!」

一鍬 「あんちゃ――ん!!(膝から崩れ落ちる)」

ガックリと膝をついて 床を何度もたたく一甲。

鷹介 「一甲、烈火は悔いなく死んだんだ」

七海 「最後に、大好きな一甲と一鍬に会えて あんなに幸せそうに」

鷹介 「烈火、おまえは最後まで誇り高く勇気ある忍者だった」

一甲 「キラー!!」

一甲、一鍬 「貴様だけは絶対に許さん!!」

キラー 「シノビチェンジできない貴様らに何ができる!!」

攻撃を受け、倒れる5人。

そこへ、シュリケンジャーとハムスター館長が駆けつける。

シュリケンジャーの持つ光の玉、館長の持つ自然の生命力の集まった玉、そして 会場のみんなの夢と希望のパワーを得て、立ち上がる鷹介たち。

鷹介 「みんなの光、命、愛、受け取ったー!!」

シュリケンジャー 「鷹介、七海、吼太、一甲、一鍬! 今こそ伝説の力を解き放て!!」

鷹介 「行くぜ、みんな!」

4人 「おう!!」

鷹介 「忍風!」

一甲、一鍬 「迅雷!」

5人 「シノビチェンジ!!」

レッド 「空忍・ハリケンレッド!!」

ブルー 「水忍・ハリケンブルー!!」

イエロー 「陸忍・ハリケンイエロー!!」

レッド 「忍風戦隊」

3人 「ハリケンジャー!!」

レッド 「あ 参上!!」

カブト 「角忍・カブトライジャー!!」

クワガ 「牙忍・クワガライジャー!!」

2人 「電光石火ゴウライジャー 見参!!」

シュリケンジャー 「天空忍者 シュリケンジャー!!」

レッド 「今、6つの影はひとつになる。俺達、地球を守る」

6人 「スーパー忍者!!」

レッド 「最終決戦だ!!」

ジャカンジャたちと戦う6人。

カブトとクワガはキラーを追いかける。

カブト 「キラー、烈火あんちゃんの死を無駄にはしないぜ!!」

6人それぞれの剣技で ジャカンジャの幹部を倒し、残るはキラーだけとなる。

レッド 「キラー、これならどうだ!! 三重連・トリプルガジェット!!」

5人 「ビクトリー!!」

この技さえ、キラーには通じない。

キラー 「俺の中に、タウ・ザントの魂を取り込んだ。勝てるわけがない!!」

館長 「ハリケンジャー、ゴウライジャー、シュリケンジャー!! 流派超越じゃ!究極のパワーは愛じゃ! 愛のために戦え!! しかしパワーを使いすぎると死ぬぞ。怖いか?」

レッド 「怖い。 だが戦う心をひとつに… 一心同体!!」

6人が剣を合わせ、横1列に並ぶ。

鷹介たち(声) 「愛する人々を、そして、この星、故郷を守れ。 パワーは愛から生まれる!!  流派超越! 忍者統一!!」

レッド 「キラー、この地球は 流派を超えた宇宙統一忍者流が守り抜く!!」

6人全員の攻撃で、キラーにダメージを与える。

キラー 「俺は死なん。 死ぬなら、おまえ達も道連れだ!!」

そのキラーに、シュリケンジャーが組み付く。

シュリケンジャー 「俺はこのときのために生きてきた。 疾風流を抜け、宇宙統一忍者流のシュリケンジャーになった、その日から!」

キラーとともに、爆発するシュリケンジャー。

レッド 「シュリケンジャー!! …シュリケンジャー…!! ジャカンジャを、悪の宇宙忍群を倒したぞ!!」

変身をといて、再び登場する5人。

館長(声) 「よくやった、おまえ達。わしも人間の姿に戻れたわい」

鷹介 「本当ですか? よかった」

七海 「でも…」

館長(声) 「七海、みんな 無傷の勝利などない。 大事なのはこれからだ。 生き残ったおまえ達がどう生きるかだ」

七海 「夢と希望をもって」

一鍬 「怒らず、嘆かず」

一甲 「思いやり、慈しみ、愛する気持ちを大事に」

吼太 「毎日を一生懸命」

鷹介 「生きる!!」

館長(声) 「よく言った。おまえ達。 宇宙統一忍者流、免許皆伝じゃ!!」

鷹介 「やったー!!」

一鍬 「これからだな、兄者」

一甲 「ああ」

七海 「みんな一緒ね」

鷹介 「ようし、みんな これからも頑張っていこうぜ!!」

4人 「おう!!」




<3/9・千秋楽ヴァージョン>

フラビージョ 「タイラー、ジャカンジャを裏切る気?」

タイラー 「ふん! おまえ達にはもう、利用価値がなくなった」

タイラーの攻撃を受け、奈落へ落ちるフラビージョ。

フラビージョ 「タウ・ザントさまー!!」

タウ・ザント 「貴様ら、よくも!!」

タウ・ザント、攻撃するが 逆にキラーに倒される。

キラー 「タウ・ザントを倒した! 倒したぞ!! 貴様の魂、配下の魂 存分に使ってやる」

キラーがタウ・ザントの魂を吸い込む

タイラー 「キラー、ついにおまえが総大将だな」

フラビージョ 「ちょっと、なんであたしは狐じゃなくて狸なのよ?」

タイラー 「蜂より全然かわいいと思うぜ」

フラビージョ 「もう! やめてポン!!」

キラー 「今より、この地球は我がキラー忍群が制圧した!! おまえらは我らの忠実な僕になるのだ。 かかれ!!」

マゲラッパが会場を攻撃する。

会場の子供達の「ハリケンジャー!!」のかけ声の後。

鷹介(声) 「待ちやがれ! ジャカンジャ!!」

5人が通路から入ってくる。

一甲 「気をつけろ。マゲラッパがキラーの霊力を備えている!」

七海「 フラビージョは狸?」

フラビージョ 「それを言うなポン! 笑うなポン!!」

吼太 「ポン、ポンって やっぱり狸だよなあ」

鷹介 「みんな行くぞ!!」

4人 「おう!!」

素顔5人のアクション。 5人それぞれに、名乗りをあげていく。

このアクション後、敵に攻撃されて出てくる七海、吼太、一甲、一鍬。

鷹介が中央扉から登場し、技を放つが かわされる。

七海 「鷹介、シノビチェンジよ」

鷹介 「よし、行くぞ! 忍風!」

一甲、一鍬 「迅雷!」

5人 「シノビチェンジ!! はあっ!!」

レッド 「風がなき、空が怒る。空忍・ハリケンレッド!!」

ブルー 「水が舞い、波が踊る。水忍・ハリケンブルー!!」

イエロー 「大地が震え、花がうたう。陸忍・ハリケンイエロー!!」

レッド 「人も知らず」

ブルー 「世も知らず」

イエロー 「影となりて悪を討つ!!」

レッド 「忍風戦隊」

3人 「ハリケンジャー!!」

レッド 「あ 参上!!」

カブト 「深紅の稲妻 角忍・カブトライジャー!!」

クワガ 「蒼天の霹靂 牙忍・クワガライジャー!!」

カブト 「影に向かいて影を斬り」

クワガ 「光に向かいて光を斬る」

2人 「電光石火ゴウライジャー 見参!!」

レッド 「決戦だ!!」

ジャカンジャたちと戦う5人。

しばらくして、キラー登場。

キラー 「待て!! おまえたちの相手は、こいつだ!!」

中央の扉から面をつけた男が登場。

その男の攻撃の前に手も足も出ない 5人。

シュリケンジャーも応戦する。

レッド 「今までのジャカンジャよりも強い!!」

ブルー 「あたしたちの攻撃が全然きかない!!」

カブトとクワガ、男を追って 階段を上り 一番上の中央へ。

クワガが男をおさえつける。

カブト 「一鍬!!」

カブトも加勢するが 振り払われる。

そのさなか、男が構えを取る。

カブト 「このポーズは…!」

クワガ 「まさか!!」

カブトとクワガ、男の面をはずす。

顔を見て、愕然とする2人。

クワガ 「おまえは!!」

カブト 「烈火!!」

クワガ 「そんな…!!」

キラー 「キラータイフーン!!」

2人 「うわあーっ!!」

レッド 「一甲!!」

ブルー 「一鍬!!」

レッド 「よくも!!」

しかし、3人もキラーの攻撃に 次々と奈落へ。

烈火が歩み出る。

キラー 「待て烈火。あいつらは二度とハリケンジャーにはなれん。じわじわと追いつめて楽しんでくれる」


変身が解け、支えあいながら登場する5人。

七海 「吼太、あたし 初めてこわい!!」

鷹介 「弱音を吐いてどうするんだよ。キラーを追うぞ。 忍風、シノビチェンジ!! はっ! …うわっ!!」

七海 「シノビチェンジできない…」

一鍬が悔しそうに、壁に手をつく。

一鍬 「烈火が…烈火が生きていた…」

吼太 「烈火って、迅雷流なのか?」

一甲 「そうだ。烈火は迅雷流の忍者だ。悪いが鷹介、ここからは我ら 別行動をとらせてもらう」

鷹介 「待てよ! 今俺達がばらばらになったら、敵の思う壺だ!!」

館長 「そうじゃ!!」

鷹介たち 「館長!!」

館長 「疾風流と迅雷流が流派を超えて心を合わせたとき、ものすごい力になる。だからふたつある」

一鍬 「あんちゃんも昔、そういってた」

七海 「あんちゃんて?」

一鍬 「烈火は、あの冷酷な一鬼の部下で、俺達のあんちゃんみたいな存在だった。 あんちゃんは、みんな 流派のない、垣根のない世の中にならなければって、忍者の流派をひとつにする夢を持っていた。 俺はそんなあんちゃんが好きだった…」

一甲 「一鍬…」

一鍬 「こんなこと、親父に聞かれて命を奪われても文句は言えない。それでもあんちゃんは時々 俺達に 話して…」

一甲 「(一鍬が話しているのをさえぎって)一鍬、しゃべりすぎだ! これは俺達の問題だ。おまえたちには関係ない。 行くぞ!!」

一甲は一鍬とともに立ち去る。

鷹介 「だから、俺達がバラバラになっちゃいけないんだって!!」

吼太 「どうしたら、キラーの魔の手から みんなを救うことができるんだ?」

館長 「渇!! おまえ達、取り乱すでない!! シュリケンジャー わしに考えがある。ついてまいれ」

シュリケンジャ― 「OK。ミスター無限斎」

鷹介 「俺達は一甲と一鍬を探しに行こう」



上手扉から、烈火 登場。

鷹介 「烈火!」

七海 「烈火さん!!」

鷹介たちは烈火と戦うが、全く歯が立たない。

階段上の上手扉から イカヅチ丸を持った、一甲と一鍬が登場。

一甲 「烈火、しっかりしろ! 目を覚ませ!!」

一鍬 「烈火あんちゃん、俺達を忘れたのか? 一甲と一鍬だよ」

一鍬に斬りかかろうとする烈火。

一甲が一鍬をかばってつきとばし、前へ出る。

一甲と烈火との立ち回り。

一鍬 「やめろ! 兄者!! もうやめてくれ!! 俺はどっちのあんちゃんも好きなんだ。だからやめてくれ!!」

烈火に吹き飛ばされる一鍬。

一甲が烈火に斬りかかって、一鍬のそばへ。

一甲 「一鍬、俺だって あんちゃんを思う気持ちはおまえと同じだ。だがあの目を見ろ。完全に誰かに操られている。もう、あんちゃんじゃない!!」

一鍬 「兄者!!」

一甲が一鍬を殴る。

一甲 「あんちゃんを救うため、この俺がこの手であんちゃんを斬る!!」

一甲と烈火との激しい剣殺陣。

その最中に、烈火の剣によって 傷を負う一甲。

一鍬 「兄者…!」

一鍬がそばへ駆け寄る。

一鍬 「俺も忍び。目の前に立ちはだかる敵を斬るのみ!!」

一甲たちが戦おうとしたとき、制止に入る鷹介、七海、吼太。

鷹介が一甲を、七海が一鍬を、吼太が烈火をおさえる。

鷹介 「やめろ! 一甲、一鍬、おまえ達は今、烈火とともに死のうとしている。そんなことをして烈火が喜ぶと思うのか!? 俺はお前たちが愛し、尊敬した烈火にはとてもかなわない。 だが、俺はお前たちが好きになってしまった! 俺はお前たちが好きなんだ!! だから死なせるわけにはいかない!! 烈火も同じことを言ったはずだ!」

一甲と一鍬は鷹介たちの制止を振り払い、烈火と相討ちする。

一甲 「来るな!! 鷹介、おまえ達は死ぬな。この星を頼む!!」

一甲、一鍬は烈火とともに 階段上の中央付近まで移動し、戦う。

そのさなか、一甲が肩を斬りつけられ、ひざをつく。

一鍬 「烈火!!」

イカヅチ丸で、烈火の背中を突く一鍬。

烈火 「……一甲… 一鍬… どうしておまえたちがここに…?」

一甲、一鍬 「あんちゃん…」

烈火 「俺は…… うわあ――っ!!」

キラー 「正気に戻ったようだな? 烈火」

烈火 「俺は、ジャカンジャ タウ・ザントに捕まり、牢に幽閉されて キラーに魂をとられた」

キラー 「ふるさとを失った烈火は、憎しみや悲しみに支配された孤独なやつだった。 だから俺はおまえの魂を吸い取ったんだ。 正気に戻ったとはいえ、俺の魂縛りから逃れることは出来ん!! 超・邪忍法 魂縛り!!」

烈火 「うわあ―っ!!」

キラーの攻撃に苦しみながらも、烈火は自分の胸に剣を刺す。

キラー 「なに!?」

倒れる烈火。

駆け寄って烈火を抱き起こす一甲と一鍬。鷹介たちも駆けつける。

鷹介 「烈火!」

烈火 「あなたがたが、疾風流の…」

鷹介 「ああ」

烈火 「そうですか。一甲、一鍬、嘆きと怒りの力など、所詮 この程度だ。愛こそがすべてを生み出すのだ。」

一甲 「わかった! わかったから、もうしゃべるな!!」

一鍬 「あんちゃん…!!」

烈火 「親父の…一鬼のことを許せ、二人とも。親がなければ、おまえ達もいない。 親を思う気持ちがなければ、愛も生まれない… 俺は負け犬だ… 俺は負けたんだ…」

一甲 「誰が負けたなんて思うんだ? 俺達がどれほどあんちゃんの生きかたに感動したか…!! あんちゃん、今度は3人で…いや、みんなで!!」

烈火 「流派超越。究極の力を生むのは愛だ。 愛を貫く心だ。愛のために戦え、愛するもののために戦うんだ! 俺はお前たちの心のなかに永遠に生き続ける…」

一鍬 「いやだ…!! あんちゃん!!」

優しい微笑みを残して、烈火は奈落へ。

鷹介 「烈火!!」

一鍬 「……あんちゃ――ん!!」

ガックリと膝をついて 床を何度もたたく一甲。

鷹介 「一甲、烈火は悔いなく死んだんだ」

七海 「最後に、大好きな一甲と一鍬に会えて あんなに幸せそうに」

鷹介 「烈火、おまえは最後まで誇り高く勇気ある忍者だった」

一甲 「キラー!!」

一甲、一鍬 「貴様だけは絶対に許さん!!」

キラー 「シノビチェンジできない貴様らに何ができる!!」

攻撃を受け、倒れる5人。

そこへ、シュリケンジャーとハムスター館長が駆けつける。

シュリケンジャーの持つ光の玉、館長の持つ自然の生命力の集まった玉、そして 会場のみんなの夢と希望のパワーを得て、立ち上がる鷹介たち。

鷹介 「みんなの光、命、愛、受け取ったー!!」

シュリケンジャー 「鷹介、七海、吼太、一甲、一鍬! 今こそ伝説の力を解き放て!!」

鷹介 「行くぜ、みんな!」

4人 「おう!!」

鷹介 「忍風!」

一甲、一鍬 「迅雷!」

5人 「シノビチェンジ!!」

レッド 「空忍・ハリケンレッド!!」

ブルー 「水忍・ハリケンブルー!!」

イエロー 「陸忍・ハリケンイエロー!!」

レッド 「忍風戦隊」

3人 「ハリケンジャー!!」

レッド 「あ 参上!!」

カブト 「角忍・カブトライジャー!!」

クワガ 「牙忍・クワガライジャー!!」

2人 「電光石火ゴウライジャー 見参!!」

シュリケンジャー 「天空忍者 シュリケンジャー!!」

レッド 「今、6つの影はひとつになる。俺達、地球を守る」

6人 「スーパー忍者!!」

レッド 「最終決戦だ!!」

ジャカンジャたちと戦う6人。

カブトとクワガはキラーを追いかける。

カブト 「キラー、烈火あんちゃんの死を無駄にはしないぜ!!」

6人それぞれの剣技で ジャカンジャの幹部を倒し、残るはキラーだけとなる。

レッド 「キラー、これならどうだ!! 三重連・トリプルガジェット!!」

5人 「ビクトリー!!」

この技さえ、キラーには通じない。

キラー 「俺の中に、タウ・ザントの魂を取り込んだ。勝てるわけがない!!」

館長 「ハリケンジャー、ゴウライジャー、シュリケンジャー!! 流派超越じゃ!究極のパワーは愛じゃ! 愛のために戦え!! しかしパワーを使いすぎると死ぬぞ。怖いか?」

レッド 「怖い。 だが戦う心をひとつに… 流派超越!!」

6人が剣を合わせ、横1列に並ぶ。

鷹介たち(声) 「愛する人々を、そして、この星、故郷を守れ。 パワーは愛から生まれる!!  流派超越! 忍者統一!!」

レッド 「キラー、この地球は 流派を超えた宇宙統一忍者流が守り抜く!!」

6人全員の攻撃で、キラーにダメージを与える。

キラー 「俺は死なん。 死ぬなら、おまえ達も道連れだ!!」

そのキラーに、シュリケンジャーが組み付く。

シュリケンジャー 「俺はこのときのために生きてきた。 疾風流を抜け、宇宙統一忍者流のシュリケンジャーになった、その日から!」

キラーとともに、爆発するシュリケンジャー。

レッド 「シュリケンジャー!! …シュリケンジャー…!! ジャカンジャを、悪の宇宙忍群を倒したぞ!!」

 

最後。

テレビ本編最終回と同じ、スーツ姿で5人が登場。

七海 「ジャカンジャを倒しました。御前様」

吼太 「"邪悪なる意志"も、キラー忍群も やっつけました」

一甲 「シュリケンジャー、この星は守ったぞ」

一鍬 「安心してお休みください。御前様、シュリケンジャー、あんちゃん…」

鷹介 「終わったんだな。長かった戦いが」
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